インターンシップ体験談1
インターン先企業 欧州系投資銀行(東京オフィス), Global Markets Division
期間 2008年6月下旬より10週間
勤務地 第1週/香港、第2-10週/東京
学生データ 2007年秋入学 男性 MBA/Global Finance
前職 商社
1. インターン獲得方法

-07年のBCF (Boston Career Forum) を中心に活動。(10-20社程度、投資銀行中心に応募)
-2社から、BCF前の米国ツアーに呼ばれ、LAで面接。
⇒この際、インサーン先とは3回面接。(外人+日本人)x2組と日本人1名
⇒BCF開催数日前に、TELで内定の連絡
-BCFでは、米系投資銀行数社と面接行ったが、選考途中で辞退。

 

2. インターンの業務内容

第1週: 香港で研修。アジア地区のインターン生120名とともに、外部講師を招いて金融の勉強。
第2-10週: 東京オフィス。4つの部署をローテーション。

Global Capital Market:
資金調達部隊(客先に社債発行、増資の提案を行う)。課題を与えられ、最終日にプレゼン発表。
課題:「ある企業を選定し、その企業の財務内容を分析した上で、どのような資金調達の提案がクライアントにとって理想的か?」

Global Equity Market:
Prime Financeチーム所属。Hedge Fundに対するPrime Broker業務を行う部隊。(HFに対して貸株等を行う御用聞き。)
課題:「日本市場におけるHF(?)業界の動向」のリサーチ。

Institutional Client Group:
資本・債券・デリバティブ商品等のセールズ部隊。 特に課題はなく、毎日あらゆるチーム(計14)を訪問し、業務内容の
ヒアリング、ミニインタビュー。

Research:
調査部。顧客(投資信託やHFなど)に対する投資情報の提供。 (A社株は売りなのか、買いなのか?など) アナリストに帯同し、事業会社のIR部を訪問し、レポート作成の過程を見学。

 

3. アドバイス

-とにかく早く動きだし、米国ツアーの事前インタビュー召集を目指す
⇒大手IBはBCF前に米国主要都市を回りインタビューを行う。
⇒事前面談である程度、枠が埋まる。事前面談の方が、少ない回数のインタビューで内定が出やすい。

-面接はオーソドックス
⇒質問内容は普通。(前職で何をした? なぜMBA? なぜThunderbird? 卒業後は何をしたい? なぜ当社?) 面接官によっては、英語で面接。 業界転職者はなぜ、業界を変えたいのか?前職の能力がどういかせるのか?を説明するのがポイント。

-インターンの掛け持ち
 ⇒他校のMBA生はIB+コンサル、IB+PEファンド、IB+コマーシャルバンクなど、掛け持ちする人が多い。業界をまたいだ転職を希望する人は、インターンが一番のチャンス。

 

inserted by FC2 system