インターンシップ体験談3
インターン先企業 外資系消費財メーカー マーケティング本部
期間 2008年7月 28日-8月8日(計2週間)
勤務地 日本本社
学生データ 2007年秋入学 女性 MBA/Global Marketing
前職 損害保険
1. インターン獲得方法

  • 07年冬、CFNを通じて応募。(このメーカーはBCFへの参加なし)
  • 書類審査通過後、Webで適性検査を受験(性格テスト)
  • Webテスト通過後、冬休みに東京で開催された選考会に参加
  • 40~50人のMBA生が参加
  • 筆記試験(計算問題および英語):大きめの電卓を持参したほうが無難。
  • ケース・ディスカッション:6人位で1チーム。各テーブルに一人社員がオブザーバーとして参加。ある製品のブランド・マネジャーとして、競合がテストマーケットを行った新製品に対して、どのような施策を取るかを3つの選択肢の中からチームで協議して決定する。代表者一名が約5分程度で発表する。
  • 面接:前職に関する質問(その会社に決めた理由・経験・もし自分が社長なら、何をするか等)やMBAへの進学を決めた理由など。

2. インターンの業務内容
  1. インターンシップ生:2名(インターンシップ時期は個人の希望により異なるため、同時に行われるかは不明)
  2. プロジェクト:マーケティング・コンセプトの立案
  3. 目標:①一年間でマーケットシェアを5%伸ばす②ブランド内の製品間のブランド・エクイティを活かすためのシナジーの創出
  4. フレームワーク:Who→What→Howの順に決定する
  5. フォーカス・グループ・インタビューを行い、コンセプト案に対する消費者からのフィードバックを得る
  6. コンセプト・ボード(消費者に訴求する便益やキャッチコピーを簡潔にまとめたもの)の作成
  7. 最終日に、エグゼクティブの前でプレゼンテーションを行う。高評価をいただき、提案したコンセプトは商品化に向けて大規模な消費者テストにかけられることが決定。
  8. 面接:ディレクタークラスと3回面接。(自分の強み・弱み、どのようなブランド・マネジャーになりたいか等)
言語:社内文書やメール、ミーティングは基本的に英語。ただし、日本人同士で会話するときは日本語も使用される。面接は面接官が日本人であれば基本的には日本語で行われるが、面接官によっては英語の場合もあり。

 

3. アドバイス
  • (選考会)

    1. ケース・ディスカッションが一番の選考対象。ここでいいパフォーマンスをしてオブザーバーの印象に残らないと、面接で挽回することは不可能。
    2. ケース・ディスカッションでは、自分の案を強硬に押し通すのではなく、グループのメンバーをいかに巻き込み、自分が最適と考える案への同意を取り付けられるかがポイント。
    3. 製品の価格を下げるなどの短期的な視点ではなく、製品のブランド・エクイティを守り、長期的にその強みを活かす視点が求められる。

    (インターン)
    <求められるもの>

    1. 2週間という短い期間の中で、結果を出すためのスピード感
    2. 期待以上のアウトプットを出せるか
    他部署の人にも積極的に教えを請い、巻き込んでいけるか

 

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